ジャンボ

 

ケニアでサファリを満喫した後、僕らはタンザニアのモシという町に来ました。

ここから僕はキリマンジャロ登山、貴洋はザンジバルに行くため一旦解散です。

 

別に登山が好きってわけじゃないし、そんな山への特別な思いとかないんですが、せっかく近くまで来たから登っておくか、ぐらいの気持ちです。

そう、敢えて言うなら、「そこに山があるから」

違うか?

 

実際、キリマンジャロって富士山なんかと同じで、誰でも挑戦可能な山です。
特別な技術は要らないし、決められた登山道を歩くだけです。

まぁ、6000m近いので高山病は要注意です。

僕も高山病さえひどくならなければ大丈夫だろうなぁ、と思ってツアー会社で申し込みました。

今まで、富士山しか登ったことないけどね。

 

キリマンジャロの登頂ルートは主に6つくらいあるのですが、マラングルートに決めました。

4泊5日で総計1000US$です。

結構、高いですねー
入山料(70$×5日)、宿泊料(60$×4泊)、レスキュー保険(20$)で610US$かかっています。
610US$は当日に入場ゲート前でクレジットカード決済です。

それ以外のツアー会社に払う分とチップ代などが390US$です。
これは、現金で払います(タンザニアシリング可)。

以下がツアー代に含まれています。

ガイド・コック・ポーター(2人)
登山口⇔モシの送迎
装備品レンタル(バックパック、寝袋、防寒具上下、フリース3枚、タイツ2枚、ソックス3セット、グローブ、ニット帽2つ、登山靴、水筒、ヘッドライト)とクリーニング代

いやぁ、お手軽プランですねー。

「手ぶらで登頂、キリマンジャロ4泊5日ツアー」って感じです。

用意した私物はサブバックとパンツ、Tシャツ、ウィンドブレーカー、カメラぐらいです。

 

登頂ルートは6つあると言いましたが、モシから初心者が行くのはほぼマラングかマチャメルートの二択です。

僕がマラングルートにした最大の理由は、日数が短かったからです。

マチャメの一般的なのは5泊6日だってさ。

飽きそうだし…

ちゃちゃっと登ってしまいたいし…

 

マラングルートでも高度順化日を入れて5泊6日にする人もいるみたいです。

先に書いてしまうけど、案の定一日早めて3泊4日で降りてきました。

もちろん、日数が長い方が入山料、宿泊料がかかるので高くなります。

マラングは山小屋でマチャメはテント泊です。
※マチャメのテント泊は一泊50US$

 

 

それでは、ここからキリマンジャロ初日スタートです。

9:00 モシのツアー会社集合です。
集合って聞いてたけど、このとき僕一人しかいませんでした…。

当初はヨーロッパの人の2人と一緒で3人だって聞いてたんだけど、日程変更らしい。

こんな、乗り合いバスに1時間ちょっと乗って、その後タクシーに乗り換えて、登山口のマラングゲートまでやってきました。

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マラングゲートは1879m の地点にあります。
モシの市街地が800m なので、車で1000m くらい上がってきました。

HUT は山小屋です。

それぞれ、約1000mずつ高くなっています。

MANDARA HUT: 2720m
HOROMBO HUT: 3720m
KIBO HUT: 4720m
UHURU PEAK: 5895m

 

 

お金払ったり、記名したり、手続きを済ませ、
11:50 マラングゲートからスタートです!

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今日歩くのは3時間だけの予定。

森林に覆われた日陰をずっと歩きます。

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彼はガイドのアントニー

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キリマンジャロ麓の村出身で、17歳からポーター4年、コック1年、アシスタントガイド1年、を経てガイド10年目の32歳、二児の父です。

一緒に登る観光客もいないので、アントニーとずっと二人です。
コック、ポーターはほぼ別行動。

 

途中で用意してもらった、弁当を食べて、

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ゆったり歩いて、

15:00 MANDARA HUT 到着です。

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宿泊する山小屋はこんな感じです。

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ソーラーパネルが付いていて、室内には豆電球があります。

 

室内は、

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四人部屋。

俺、一人だったけどね…。

貸切だぜ。

 

今日は暇なので、1時間くらい周囲を散歩して、帰ってきたら…

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ティータイムのお時間です。

そうです、英国育ちの僕には紅茶は欠かせま…

欠かせま…

え?マジっすか??

これ、毎日ありました。

おそらくですが、欧米人のリクエストに応えて、こういう形になったのかなぁと。

登山者は欧米人だらけだからね。アジアだと日本人が一番多いってさ。

 

茶しばいて、ごろごろしていたら、ディナータイムです。

いやぁ、至れり尽くせりですなぁ。

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コース料理は、まずスープから始まります。
これ、マジで1リットルぐらいあった…。多いわ。

高山病対策で水分を取らせるためかな?

 

主菜はビーフシチュー、主食に蒸かしたジャガイモ、副菜がいんげんと人参のソテーでございます。

正直、山で食べるご飯だし、そんなに期待してなかったけど、激うまです。
山を歩いて疲れたから、空気がきれいだからとかじゃありません!
市街地で食べてたのよりうまい!!味付けもいいし。

てか、疲れるほど歩いてないし。

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ただ、めっちゃ多い…。

もうお腹いっぱいです、勘弁してくださいってぐらいの量が提供されます。

牛丼3杯は食える俺で、そんぐらい多いって思う量です…。

 

それでも、忍たま乱太郎を観て育った僕は、もちろんお残しは許されません。

完食しました。

もう、食えません…

 

そう、思ったら、

食後にフルーツ来ました!!!

 

お・も・て・な・し!

 

明日は富士山頂の高さまで行きます!

 

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裕介